犬の敵 - 犬の外敵となる人や動物、害虫、危険生物、食事について

犬とキャンプをする上で「犬にとって危険な外敵」とは一体何でしょう。

日常生活では、それほど重要なことだと感じませんが、犬とキャンプをしていると気付くことがいくつかあります。

例えば他のキャンパーさんが連れてきている愛犬が乱入してきたり、放し飼いの近所の番犬が近寄ってきたり。

そして、いつもテントの外にいる犬は蚊やアブなどの吸血昆虫やヘビなどに襲われるリスクも大きくなります。

また、人間にとってはご馳走でも犬にとって危険な食べ物もありますので注意が必要ですね。

このページでは、犬にとって外敵になると思われるものをピックアップしてみましたので、トラブル回避のご参考にしてください。

犬を怖がらない子供

キャンプ場では、小さな子供が走り回っている状況を良く見かけます。

子供達は追いかけっこに夢中なので他人のテントサイトにも平気で走り抜けて行きます。

そんな時に、犬の尻尾でも踏まれたら大変な状況になることがあります。

また、人慣れしている犬でも子供たちのスキンシップがエスカレートすると、おとなしい犬でも我慢の限界が訪れることがあるでしょう。

最悪の場合、犬が子供に噛み付くことも考えられます。

その場合は普通の子供の日常での行為程度で驚いた犬を制御できなかった飼い主に対して重大な過失があるとみなされます。

実際にキャンプ場でテント撤収している際に木に繋いでいた犬が子供に噛み付いて飼い主に対し高額な(数百万)損害賠償請求が出された例もあるようです。

特に大型犬を飼っている方は気を付けなければなりません。

キャンプ場での犬と子供

番犬・野犬

キャンプ場は静かで、のどかな田舎にあることが多いです。

そんな場所で暮らしている地元の方は犬を放し飼いにしている場合があります。

実際にキャンプ場の周辺で犬と散歩していると近所の犬に追いかけられたり、夜にテントのそばで放し飼いの犬に吠えられたりしたこともありました。

そんな時は、持ち運びできるソフトゲージを利用したり、締め切ることのできるタープを使ったりして放し飼いの犬や野犬から愛犬を守りましょう。

野犬と戦う愛犬

野生のイノシシ

場所によっては猪が多く出る地域があります。

キャンプ場内で地面がボコボコに掘り返されている場所がある場合はイノシシの出現率が高いと思われます。

通常、警戒心の強いイノシシは人間を見れば逃げていきます。

しかし、出会い頭に猪と遭遇するとパニックになった猪に攻撃されることがあるので注意が必要です。

夜、『ブウ!ブウ!』とイノシシの気配がした時は、そっと猪に向けてライトを照らすと逃げていきます。

猪を興奮させないように注意しましょう。

猪と戦う愛犬

クマ

熊に出会ったら、どうしようもありません。

まず、静かに車へ避難しましょう。

そして、警察へ通報します。

犬がクマに気づいて吠えると熊が近寄らない場合も多いようですが、逆の場合もあるようです。

なので、犬が吠えて熊を興奮させないように注意することも必要です。

飛び出してきた仔熊

毒虫・蛇

野外には人間にも有害な害虫がたくさんいます。

蚊やブヨ、アブ、ダニ、ノミ、ムカデなど。

その害虫の多くは湿った日陰に潜んでいる場合が多いです。

テントサイトを探す時に木陰で涼しそうな場所を見つけても、風通しが悪くて一日中、日陰になっているような所はダニが多く潜んでいる可能性がありますので避けましょう。

キャンプへ行く前には必ず【フロントライン】などのダニの駆除薬を犬に塗布してから出かけると吸血昆虫の被害予防になります。

テントを設営する場所は、日中の半分が木陰になるような場所がベストです。

また、枯葉の上などはマムシ(毒蛇)の存在に気づきにくいこともあるので注意が必要です。

ダニにやられた犬

人間の食事

キャンプで食事をした後、酔っ払って食べ残しをそのままにしておくと愛犬が食べてしまう恐れがあります。

ダッチオーブン料理でよく使われる丸鳥料理も注意が必要です。

火を通した鳥の骨は割れると縦に裂けて尖ってしまうらしく、その状態で犬が飲み込むと腸を傷つけることがあるそうです。

ちなみに、私の愛犬は何度も人目を盗んで鳥の骨を食べましたが、いたって平気でした。

他にもネギ類(タマネギ、ニラ)、カカオ類(チョコ、 ココア)、レーズン、ブドウ 、アボカド、キシリトール等が含まれていると犬は中毒症状を起こすことがあります。

なので、危険なゴミは犬に漁られないようにし犬の届かない場所へ保管すると良いでしょう。

犬には危険な鳥の骨

季節を通して犬との楽しい旅を応援しています!

夏場の海でのキャンプは毛皮を着ている犬にとっては苦痛です。
なるべく標高の高くて木陰の多い涼しいキャンプ場をおすすめします。

きれいな渓流で泳げる場所が近くにあればよりいいですね。

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犬の敵 - 犬の外敵となる人や動物、害虫、危険生物、食事について
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あと、渓流沿いは夜になると肌寒くなることも多いので体調の管理にはご注意を。

そして、冬の雪中キャンプでは、犬も子供も雪遊びで大喜びするはずです。

冬のキャンプでは、予期せぬトラブルも多く発生するので装備をしっかり整えて、防寒対策をしてください。